「土に触れて、線を彫って、色をのせる――」
そんな贅沢な時間が、越前焼の里で体験できました!
今回は、越前焼教室で開催された「タコ壺の線彫り絵付け体験」に参加。
しかも!自分で作ったタコ壺を実際に海へ沈めて、タコ漁まで体験しちゃいました!

タコ壺って越前焼きでも作れるんだね
「久しぶりに無心になれた」「自分で作った壺にタコが入ってた!」
タコ壺の中から!!!!!! #海蓮丸 pic.twitter.com/WKnF43QkcI
— 船釣りは海蓮丸 (@KAIRENMARU) June 21, 2025
そんな声が飛び交う、大満足のイベントの様子をレポートしますね。
タコ飯が最高だったことも、もちろんお伝えします!
🏺 タコ壺の線彫り・絵付け体験の内容
🐙 自作タコ壺を使ったリアルなタコ漁体験
🎉 イベントの雰囲気と次回開催情報
タコ壺の体験で広がる陶芸の魅力


🏺 タコ壺の作り方【体験の流れ】
工程番号 | 内容 | ポイント |
---|---|---|
① | 粘土で成形 | 手びねりで自由な形に。口の広さや高さを調整 |
② | 乾燥 | ある程度乾かすことで線彫りしやすくなる |
③ | 線彫り(装飾) | 竹べらなどで模様を彫る。個性が光る工程 |
④ | 絵付け(彩色) | 好きな色を筆でのせる。彫り模様に色が映える |
⑤ | 素焼き・本焼き(窯で焼成) | 教室で焼成。次回は薪窯での焼成体験も実施予定 |
⑥ | 完成・引き渡し or タコ漁に使用 | 完成した壺は持ち帰り、もしくは海へ沈めて実漁! |
線彫りとは?繊細な表現を生む技法
線彫りは、土の表面に細い線を彫って模様を描く装飾技法なんです!
光と影で立体感を出せるから、見た目がグッと引き締まるのが特徴ですね。


今回のタコ壺体験では、参加者のみなさんが真剣な表情で自分だけの模様に挑戦していました。
初心者でも感覚的に楽しめる技法として、大好評でしたよ!


絵付けの魅力|自分だけの模様を描く
線彫りのあとは、お楽しみの絵付けタイム!
好きな色を選んで、彫った模様に色をのせていくと、作品に一気に命が吹き込まれますね。
ある参加者は「レッサーパンダ」と語っていて、世界観がしっかり伝わってきました。


自由な色使いができるから、完成したタコ壺にそれぞれの個性がにじみ出ていましたよ!
越前焼教室で味わう手づくりの感動
越前焼の本場・福井での陶芸体験は、地域の文化とつながる貴重な機会です。
地元の講師による丁寧なレクチャーで、初心者でも安心してタコ壺作りに挑めました。


会場では「こんなに集中したのは久しぶり」と声があがるほどの没頭空間でした。
こうした地域体験が、心に残る思い出となるのですね。


タコ壺制作の工程|線彫りから絵付けまで


土と向き合う|タコ壺成形の第一歩
まずはタコ壺の土台を形づくる作業から始まります。
手びねりや型を使って、思い描いたフォルムに近づけていきます。


粘土の重みや手の温度を感じながら形を整える感覚は、とても新鮮です。
この基礎工程が、その後の線彫りと絵付けの仕上がりを左右するんですね。


細部に魂を込める|線彫りの作業時間
次に、乾燥した土の表面に線を彫っていきます。
彫る方向や深さで印象が大きく変わるため、集中力が試されます。


「自分の気持ちを線にこめる感じがして面白い」という声もありました。
シンプルな線がデザインになる工程は、まさに醍醐味ですね。
彩りを添える|絵付け工程での工夫
最後に、絵の具を用いて色を加えます。
淡い色から濃い色まで自由に選べるので、個性が際立ちます。
色が彫り模様に馴染むことで、タコ壺全体に表情が生まれるのです。
一筆一筆が作品に命を吹き込む瞬間でしたね。
タコ壺しか作ってなかった『幻の窯』時代がある越前焼。
— へと (@hetohetonnu1) November 24, 2017
タコ漁体験|タコ壺引き揚げの臨場感


大漁!引き揚げてみんなのタコ壺にタコが入っていた
今日はタコ壺引き揚げ体験で大漁の結果でした。
多数のタコ壺にしっかりタコが入っていたからです。


どの壺にもタコが入っていて、参加者全員嬉しい顔に!
狙い通りの収穫に、みんな大満足でしたね。
サプライズ!穴子が入っていた壺もあり驚きの声
穴子が入っていた壺もあって参加者はビックリしました。
想定外の生き物が混じるのがライブ感ある漁の醍醐味だからです。


「穴子もこんなに大きいんだ!」と喜びと驚きが交じった声が上がりました。
タコ壺漁はサプライズも楽しめるイベントですね。
タコは船で処理してそのままお持ち帰り
取れたタコはその場で船上でしめ、鮮度を保ちました。
新鮮な状態でお持ち帰りできるよう配慮されていたからですね。





タコ飯が食べたくなってきました
タコ壺と一緒に持ち帰り、後日タコ飯として味わう流れも安心感ありました。
鮮度を重視した仕組みが参加者にも好評でしたね。
タコ壺づくりで味わった「無心」の時間


参加者の声|「久しぶりに夢中になれた」
多くの参加者が「無心になれた」と口を揃えて話していました。
日常では味わえない集中力を体験できることが、陶芸の魅力の一つです。
「仕事のことを完全に忘れて、土と向き合えました」という声も印象的でした。
ものづくりには、心を整える力があるのですね。
集中によるリフレッシュ効果と癒やし
タコ壺制作では、時間を忘れるほど没頭できるのが特徴です。
この「フロー状態」は、ストレス軽減や精神的な回復にもつながります。


講師も「自律神経が整うと言われていますよ」と解説していました。
心身ともにリフレッシュできる体験として人気が高いのも納得ですね。
作品づくりがもたらす自己表現の楽しみ
自分だけの模様や色で仕上げるタコ壺は、自己表現の場でもあります。
「家族をテーマに描いてみました」という参加者の作品は心温まるものでした。


形に残る自己表現は、創作活動ならではの魅力ですね。
作品が語ってくれる「その人らしさ」も、タコ壺作りの魅力なんです。
タコ壺完成後の癒やし時間|お茶と交流の場
神戸ミサですねッ❗️
— KAHO (@YOSHINOMUNEKAHO) June 7, 2025
現地に行けない代わりに悪魔ベアスペシャル企画として、兵庫県の名物駅弁「ひっぱりだこ飯」のタコ壺コラボを勝手に開催‼️
閣下はもちろん「ゴジラ対ひっぱりだこ飯」
GOD'sDOORご発生の長官は基本のひっぱりだこ飯で
代官は先月の還暦祝い延長戦で「めでっ鯛めし」
続く pic.twitter.com/3d4m2LyCpN
ティータイムで生まれた温かな会話
制作後のティータイムでは、自然と会話が生まれました。
共通体験があることで、初対面同士でも話しやすくなるのが不思議です。


「この模様、どうやって描いたの?」とお互いの作品を褒め合う姿も。
アートが人と人をつなげる時間でしたね。
作品を囲んで深まる参加者同士のつながり
お互いのタコ壺を見せ合う時間は、刺激と学びに満ちていました。
「次はこんな色を使ってみたい」と次回への意欲も自然と湧きます。


経験を共有することで、想像以上に人との距離が縮まります。
体験後の交流こそが記憶に残るイベントの鍵かもしれませんね。
おしゃべりがつなぐ体験の余韻
「楽しかった〜!」という笑顔が最後まで絶えませんでした。
緊張から解放されてホッとするこの時間が、作品への愛着にもつながります。


お茶を飲みながらのんびり振り返るのも、醍醐味のひとつですね。
体験の余韻を共有できることが、また来たくなる理由なのです。
タコ壺を薪窯で焼成|本格陶芸体験へ


薪窯とは?伝統技術の魅力と特徴
薪窯は、ガスや電気ではなく薪を燃やして陶器を焼く伝統的な焼成法です。
炎の力で焼き上げることで、表面に自然な焼きムラや風合いが出ます。
江戸時代後期には愛知県瀬戸から連房式登り窯の技術が伝わり、登り窯による生産も行われますが、越前焼は徐々に衰退していきました。越前焼復興のため、様々な人々が尽力しましたが、再興するには至らず、ようやく昭和40年代に福井県の支援の下、「越前陶芸村」建設に至るのです。By福井県陶芸館
— へと (@hetohetonnu1) September 22, 2017
「どこを前にして焼くかで色が変わるんです」と講師も解説していました。
自然と炎が生む唯一無二の仕上がりは、魅力的ですね。



今はガス釜が主流ですが、薪釜は自然の美が期待できます
次回は7/13開催!参加へのおすすめポイント
次回のタコ壺体験は、7月13日に薪窯焼成が行われます。
今回制作したタコ壺を、いよいよ本焼きで仕上げる工程に入ります。
「完成を見届けたい」とリピーターも続々申し込み中です。
本格的な陶芸の世界を体験するチャンスですね。
タコ壺の完成までの流れを一貫して体験
成形から線彫り、絵付け、そして焼成までを一貫して体験できます。
自分で作ったタコ壺が、最後に本物の陶器になる瞬間は感動ものです。


「まるで子どもが巣立つ気分」と笑う参加者もいました。
完成品を手にする喜びは格別ですね。
タコ壺の線彫り体験で得られた気づき【まとめ】
🐙 タコ壺体験イベント概要
項目 | 内容 |
---|---|
体験名 | タコ壺の線彫り絵付け+タコ壺引き揚げ漁体験イベント |
開催場所 | 越前焼教室(福井県) |
実施内容 | タコ壺成形 → 線彫り → 絵付け → 引き揚げ漁 → タコ飯 |
開催日 | 最新:焼成体験 7月13日/引き揚げ漁体験 今回開催 |
対象 | 陶芸と漁業体験を楽しみたい初心者〜経験者まで |
特徴 | タコ壺制作+漁業体験+交流+タコ飯で 満足度MAXの1日でした |
手仕事がもたらす充実感と満足感
タコ壺の体験を通じて、手作業がもたらす心の充実を実感しました。
自分で形づくり、模様を入れ、色を加える過程には深い達成感があります。
「自分でもこんなものが作れるんだ」と感じられる体験です。
人の手で生まれる温もりに価値がありますね。
自分と向き合う時間の大切さ
日常の喧騒から離れて、じっくりと自分に向き合う時間は貴重です。
タコ壺作りは、そんな静かな対話のような体験でした。
心のざわめきを鎮める時間として、また体験したいという声も多かったです。
陶芸には心を整える力があると、改めて実感しましたね。
タコ壺体験が教えてくれたこと
今回のタコ壺体験で得たのは、技術や知識以上に「自分時間」の価値でした。
他人と競わず、誰かと比べず、ただひたすらに粘土と向き合う贅沢。
「また来たい」「次は家族と参加したい」そんな想いが自然と湧いてきました。
タコ壺体験は、人生に小さな彩りを添える素敵な時間でしたね。