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タリスマンは、ナイフブランドBLACKBOAR(ブラックボア)の鍛造シースナイフです。
BLACKBOARは、岐阜県関市のナイフ専門店「山秀」が立ち上げたブランドで、越前打刃物の鍛冶工房いわいもBLACKBOARの限定製作品を手がけています。
刃は、切れ味のよい青紙鋼をステンレスで挟んだ構造です。
私が実際にタリスマンを手にしたとき、最初に思ったのは「映画の世界のやつだ」だった。包丁とは明らかに違う。映画やゲームで見るような、ごつくて本格的なアウトドアナイフ。それが越前打刃物の職人の手から生まれていると知ったとき、伝統工芸のイメージが一気に更新された。
📘この記事でわかること
1️⃣ タリスマンとは?
ナイフブランドBLACKBOAR(ブラックボア)の鍛造シースナイフ「タリスマン」の成り立ちを紹介します。
2️⃣ 仕様と価格
刃長・鋼材・ハンドルなど、販売店やレビューで確認できる仕様をまとめます。
3️⃣ 手入れと持ち運びの注意
青紙鋼の手入れや、刃物を持ち歩くときのルールを紹介します。
タリスマンとは?越前の鍛冶工房が関わるBLACKBOARの鍛造ナイフ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全長 | 267mm |
| 刃長 | 140mm |
| 刃厚 | 7.0mm |
| 鋼材 | 日立青紙鋼(芯材)をステンレスで挟んだ鍛造構造 |
| ハンドル | ブラックのマイカルタ |
| シース | 牛革 |
| 価格 | 64,900円(2025年5月時点) |

🗡️ ブランド「BLACKBOAR」の成り立ち
BLACKBOARは、世界のナイフを扱う山秀が、ナイフファンの声をもとに実現させたブランドです。
キャリア30年を超える伝統工芸士と、若手のカスタムナイフメーカーが協業しています。
同じブランドのB-HOGでは、越前打刃物の伝統工芸士・岩井丈氏が刃を鍛えています。
💫 「タリスマン」という名前
タリスマン(talisman)は英語で「お守り・護符」を意味する言葉です。
タリスマンの特徴|仕様からわかること
📏 刃長140mm・刃厚7.0mmの大ぶりな刃
同じBLACKBOARのB-HOG(刃長123mm・刃厚約4.5〜5.0mm)と比べると、刃が長く、厚みもあるつくりです。
小型のナイフより重さと存在感があるので、購入前に実物や写真で大きさを確認しておくと安心です。
🪨 青紙鋼をステンレスで挟んだ3層構造
芯の青紙鋼は切れ味に優れる炭素鋼で、両側をステンレスで挟むことで、炭素鋼の切れ味とステンレスの錆びにくさを組み合わせています。
ただし刃先に出ているのは青紙鋼なので、刃先は錆びることがあります。
✋ マイカルタのハンドルと牛革シース
ハンドルは布や紙を樹脂で固めたマイカルタ(ブラック)で、握りやすく滑りにくい素材です。
持ち運び用に牛革のシースが付属します。
タリスマンについて確認できている情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 確認できている情報 | 仕様(寸法・鋼材・ハンドル・シース)、2025年5月時点の価格、ブランドの成り立ち |
| 確認できていない情報 | 現在の在庫・販売状況(山秀の商品ページは2026年9月時点で表示されません)、特注やカスタマイズの受付 |
🔨 鍛冶工房いわいの職人の言葉
鍛冶工房いわいの職人と話したとき、印象的な言葉があった。「これからは包丁じゃなくて、オリジナルナイフ職人として勝負しようと思っています」と。
理由を聞いたら明快だった。包丁は市場価格がだいたい決まっていて、値上げしにくい。でもオリジナルナイフは違う。自分だけのデザイン、自分だけの仕様、世界に一本の刃物。比較する対象がないから、値段を自分で決められる。「良いものを作っても価格競争に巻き込まれたら消耗するだけ」——越前打刃物が直面している現実と、その突破口を同時に語る言葉だった。タリスマンというナイフは、そういう職人の覚悟から生まれている。
Q&A|タリスマンについてよくある質問
🔪 Q1. タリスマンとはどんなナイフですか?
A. ナイフブランドBLACKBOARの鍛造シースナイフです。刃長140mm・刃厚7.0mmで、青紙鋼をステンレスで挟んだ刃に、マイカルタのハンドルと牛革シースを組み合わせています。
🧰 Q2. BLACKBOARシリーズとの違いは何ですか?
A. タリスマンはBLACKBOARブランドの1モデルです。同じブランドのB-HOGと比べると、刃が長く(140mm)、厚い(7.0mm)のが違いです。
🌲 Q3. 持ち運ぶときの注意はありますか?
A. 刃体の長さが6cmを超える刃物は、銃刀法により、キャンプや作業などの正当な理由がなければ持ち歩けません。
移動中はシースに入れてバッグにしまい、すぐに取り出せない状態で運びましょう。
⚙️ Q4. 手入れは難しいですか?
A. 特別な道具は不要です。使ったあとは水気と汚れを拭き取り、刃物用の油を薄く塗ってから乾いた場所で保管します。
刃先の青紙鋼は錆びやすいので、濡れたまま放置しないことが大切です。
🛒 Q5. どこで購入できますか?
A. BLACKBOAR製品は、ナイフ専門店の山秀やミリタリーショップのアームズギアなどで扱われてきました。
在庫や価格は変わるため、購入前に各販売店で最新の情報を確認してください。
まとめ|タリスマンが導く、新しい刃物の世界
🧭 タリスマンのポイント
タリスマンは、越前打刃物の鍛冶工房も関わるナイフブランドBLACKBOARの鍛造シースナイフです。
刃長140mm・刃厚7.0mmの大ぶりな刃に、青紙鋼とステンレスの3層構造を採用しています。
🇯🇵 越前打刃物の新しい挑戦
越前打刃物の職人は、包丁だけでなくオリジナルナイフの分野にも挑戦しています。
購入を考えている方は、販売店で在庫と価格を確認したうえで、手入れと持ち運びのルールも押さえておきましょう。
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※ 福井県内の
工房取材にて
── 取材・執筆について
福井に7つある
国指定の伝統的工芸品の職人グループ。
実際に工房を訪れ、
職人の言葉や手仕事に触れた一次体験をもとに、
現場の技と想いをわかりやすく伝えています。

