「🎨 和紙ギャラリーって、どんなところなんだろう?」🤔
そんな疑問を持つ方におすすめなのが、福井県越前市にあるやなせ和紙ギャラリーです。
🪶1500年の歴史を誇る越前和紙の里・大滝町で、職人が一枚ずつ丁寧に手漉きする和紙の美しさを、
見て・触れて・感じることができる場所として注目を集めています。
🏺展示では、国宝・二条城の修復にも使われた無地和紙や、
雲のような模様が美しい「雲肌紙」などが並び、伝統と美が調和する空間が広がっています。

やなせ和紙は息子さんが入社されました
🌿さらに、年に一度のクラフトイベント「RENEW」では、
職人と一緒に紙漉き体験も楽しめます。
越前和紙の魅力を、ギャラリーという“体験できる美術館”の形で味わえるのが、やなせ和紙の魅力です
この記事でわかること
1️⃣ 越前の和紙ギャラリーの魅力とは?
2️⃣ やなせ和紙で体験できること
3️⃣ アクセス情報と訪れる前のポイント
越前の和紙ギャラリーで何が見られる?やなせ和紙の展示と魅力

越前市の「やなせ和紙ギャラリー」では、職人が漉いた本物の越前和紙を間近で体感できます🪶
ここでは、文化財にも使われる上質な紙からモダンなデザインまで、和紙の多彩な魅力を一度に味わえます。
光が差し込む展示空間は、紙の繊維や透け感を引き立て、まるで“紙の美術館”のよう。
越前和紙の歴史と技を感じながら、現代の感性にも響く空間なんですね✨
無地和紙・雲肌紙など、越前を代表する手漉き作品

やなせ和紙の代表作は「無地和紙」と「雲肌紙」。
どちらも職人の経験と繊細な感覚によって生み出されます。
無地和紙は均一で美しく、寺社仏閣の襖紙や金箔の下地に使われる高級紙。
一方の雲肌紙は、光沢のあるムラ模様が特徴で、まるで雲が流れるような表情が魅力です🌥️
種類 | 特徴 | 主な用途 |
---|---|---|
無地和紙 | 均一な質感と丈夫さ | 襖紙・文化財修復・金箔下地 |
雲肌紙 | 光沢と自然なムラ模様 | インテリア・装飾・デザイン素材 |
和紙1枚1枚に違う表情があり、「二つと同じものがない」手仕事の尊さを感じられます。
やなせ和紙ギャラリーが伝える「紙の美しさ」
このギャラリーの特徴は、光の演出によって紙そのものを美しく見せる展示設計です。
自然光や照明の角度によって和紙の繊維が浮かび上がり、淡い影が生まれることで奥行きを感じられます。
また、展示品に触れられるコーナーもあり、紙のやわらかさ・温かみを実感できます。
「紙がこんなに美しい素材だったなんて」と思わず感じる瞬間が訪れます✨

伝統とデザインが融合する展示空間
やなせ和紙ギャラリーは、伝統工芸と現代デザインの調和がテーマ。
木・石・紙といった自然素材を使った内装が、和紙の存在感を際立たせます。
職人の手仕事を尊重しながらも、現代建築との融合で“新しい和紙文化”を提案しています。
この空間は、伝統を守るだけでなく進化させていく場として注目を集めています。
やなせ和紙ギャラリーで体験できること

やなせ和紙では、展示を見るだけでなく、自分の手で紙を漉く体験もできます。
越前和紙は“手の感覚”が命。職人の技を肌で感じることで、紙の重みや温度を知ることができます。
観光客だけでなく、子どもから大人まで楽しめる体験が充実しており、旅の思い出作りにも最適です✨
紙漉き体験・ワークショップの内容
体験では、花びらを漉き込んだり、色付きの繊維で模様を作ったりと自由な発想で制作できます🎨
職人が丁寧にサポートしてくれるので、初めてでも安心。
自分で作った和紙は、はがきや小物にして持ち帰ることも可能です。
世界に一つだけの“自分の和紙”が完成する瞬間は感動ものです。

年1回のクラフトイベント「RENEW」でできる体験
毎年秋に開催される「RENEW」では、やなせ和紙の工房が特別公開されます🍁
通常非公開の作業場を見学できたり、職人と交流できる貴重なチャンス。
紙漉き体験も特別バージョンで実施され、多くの人でにぎわいます。
越前のまち全体が“工芸の祭典”になるイベントとして人気です。
見学・予約方法・参加時のポイント
紙漉き体験は事前予約がおすすめです📞
やなせ和紙の公式サイトや電話で受付しており、当日枠も空いていれば参加可能です。
服装は多少濡れてもいいように、動きやすいものが◎。
体験の所要時間は30〜60分ほどなので、観光の合間にも立ち寄れます。
やなせ和紙とは?職人が守る越前和紙の伝統

やなせ和紙は1975年に創業。
もともとは機械漉きと手漉きの両方を行う会社から独立し、手漉き和紙に特化したメーカーとして誕生しました。
職人の確かな技術と素材へのこだわりを大切にしながら、越前和紙の伝統を今に伝えています。
創業の背景と“手漉き”へのこだわり
創業者・梁瀬氏は、「手で漉くからこそ生まれる表情」に魅せられ、
一枚ずつ丁寧に漉くことを信条としてきました。
現在も和紙づくりの工程はすべて手作業で、微妙な力加減や水の温度まで職人が管理しています。
その姿勢が“手漉きの美”を守り続けているのです。

高品質和紙が文化財修復に使われる理由
やなせ和紙の製品は、国宝・二条城の修復にも使われるほどの品質。
原料となる楮(こうぞ)を厳選し、異物を丁寧に取り除くことで、均一で丈夫な紙を実現しています。
耐久性・透過性・美観の三拍子が揃うことで、文化財にも選ばれています。
長年培われた技術が、越前和紙の信頼を支えているのです。
息子さんが加わり次世代へ受け継がれる技
現在は創業者の息子さんも工房に加わり、次世代への継承が進んでいます👨👦
伝統を守るだけでなく、新しいデザインや表現にも挑戦。
“親子でつなぐ手仕事”が、越前和紙の未来を明るくしています。
「harukami」シリーズに見る新しい和紙のかたち

やなせ和紙が手がける「harukami」シリーズは、伝統とデザインの融合を象徴するブランド。
和紙の柔らかさを生かした立体的なフォルムが特徴で、国内外で高い評価を得ています✨
「moln(雲)」と「cobble(石)」のデザイン性
シリーズの代表作は「moln(モルン)」と「cobble(コブル)」。
雲や石といった自然のモチーフをもとに、和紙を型に貼り付けて立体的に成形しています。
和紙のやわらかさと曲線が調和し、優しい存在感を放ちます☁️

立体的な造形が生む“使えるアート”
harukamiの魅力は、“使えるアート”というコンセプト。
箱や小物入れなど、実用性と芸術性を兼ね備えたデザインです。
和紙の自然な質感が手になじみ、空間に温もりを与えます。
現代の暮らしに合う和紙インテリア
モダンなインテリアにもなじむharukamiシリーズは、
リビングや書斎のアクセントにもぴったり🏠
和紙=伝統という枠を超え、日常の中で楽しめるアイテムとして人気が高まっています。
チルチンびと広場 今月のプレゼントは、やなせ和紙さんの うつくしい小箱です。https://t.co/SoyouT1BI6 pic.twitter.com/fw7jXYKsAE
— HANA-Re カンリニン (@Hanase_GHP) April 12, 2024
やなせ和紙ギャラリーへのアクセス情報

項目 | 内容 |
---|---|
📍住所 | 福井県越前市大滝町97-21 |
🕒営業時間 | 9:00〜17:00(不定休) |
🚗駐車場 | 無料駐車場あり |
📞問い合わせ | 0778-43-0873 |
ギャラリーは「越前和紙の里」エリア内にあり、他の工房や体験施設も徒歩圏内です。
アクセスもよく、観光ルートに組み込みやすい立地です🚙
越前和紙の里周辺のおすすめスポット
周辺には「越前和紙の里 協同組合館」「紙の文化博物館」「卯立の工芸館」などが点在。
和紙の歴史を学びながら、一日ゆっくり過ごせるエリアです。
カフェや土産物店もあるので、休憩やランチにも便利☕
訪れる前に押さえたいポイント
見学・体験を予定している場合は、事前の予約確認がおすすめ。
また、雨天時は滑りやすい場所もあるので、歩きやすい靴で訪れると安心です👟
やなせ和紙(福井/越前)
— シロくま先生 (@shirokumasensei) March 19, 2020
カレンダーや時計など、よく見る場所に必ず、集合写真が飾られていた。しかもいい写真なんだよなこれが。 pic.twitter.com/BAPBOMScsh
❓やなせ和紙ギャラリー Q&Aまとめ

Q1. 🏯 やなせ和紙ギャラリーは誰でも見学できますか?
A. はい、どなたでも自由に見学できます😊
営業時間内であれば予約なしでも見学可能です。
ただし、紙漉き体験や工房見学を希望する場合は事前予約が必要です。
土日やイベント期間中は混雑するため、早めの予約がおすすめです。
Q2. 🪶 紙漉き体験ではどんなものが作れますか?
A. 初心者でも簡単に「和紙ハガキ」や「花入り和紙」を作ることができます🌸
職人のサポートがあるので、子どもや海外からの観光客にも人気。
自分のデザインで世界に一つだけの和紙を作れるのが魅力です。

Q3. 📅 イベント「RENEW」ってどんな内容ですか?
A. 「RENEW(リニュー)」は、年に一度開催される北陸最大級のクラフトイベントです🎪
やなせ和紙を含む越前エリアの工房が一般公開され、職人と直接話したり体験したりできます。
普段見られない作業風景を間近で見られる貴重な機会です✨
Q4. 🚌 車がなくてもアクセスできますか?
A. 越前和紙の里へは、JR武生駅からバスで約30分ほどで到着します🚎
最寄りのバス停「和紙の里」で下車すれば、ギャラリーまでは徒歩すぐ。
車でのアクセスも良く、無料駐車場も完備されています。
Q5. 🛍️ ギャラリーで商品を購入することはできますか?
A. はい、購入できます🛍️
ギャラリー内には、やなせ和紙オリジナルの小箱「harukamiシリーズ」や、
文具・照明などの和紙アイテムが並んでいます。
旅の思い出や贈り物にもぴったりのラインナップです🎁
【参加企業紹介:やなせ和紙】
— RENEW/2024 (@renew_fukui) August 12, 2022
越前和紙の伝統技法「引っ掛け」の体験も。 pic.twitter.com/1FGmcXoyHN
和紙ギャラリーまとめ|越前和紙の世界を体感しよう
やなせ和紙ギャラリーは、越前和紙の伝統と新しさを一度に感じられる特別な場所です。
展示・体験・製品のすべてに“職人の息づかい”があり、訪れるたびに新しい発見があります。
伝統工芸に興味がある人も、アートが好きな人も、きっと心惹かれるはずです。
次のお出かけには、ぜひ越前の「やなせ和紙ギャラリー」で、紙の世界に触れてみてくださいね✨
岡太神社・大瀧神社での北陸工芸の祭典 GO FOR KOGEIの後は近所のやなせ和紙さんを特別に見学させて頂く。
— 中 正彦 (@netugetatakan) November 10, 2021
harukamiの石のような和紙の箱cobble コブルはここやなせ和紙で作られています。
越前和紙の里に来ると三井寿もバスケではなく紙漉きがしたくなる。https://t.co/SvmiCdGpON pic.twitter.com/cdjiO35iRj
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